日本精神保健福祉政策学会 第22回学術大会プログラム
大会会長:吉川 武彦(清泉女学院大学 学長)
日 時:2013年2月2日(土) 午前10時~午後5時
会 場:東京医科歯科大学・5号館4F特別講堂
参加費:3000円、当事者ならびに家族は500円、学生:1,000円(資料代含む)
メインテーマ:“わが国の精神保健福祉政策課題の変遷”
[趣 旨]
わが国の精神保健福祉に関わる政策の歴史をたどれば、飛鳥時代の大宝律令に納められたとされる「医疾令」に遡ることができるというが、これ自体が残っていないのでつまびらかにはできない。しかしながら、すくなくとも京都の岩倉村の事蹟に見るように政策としてとはいえないまでも精神障害者処遇に関する歴史が刻まれてきている。
わが国の近代化に欧米諸国との関係で急速に変化してきたが、精神保健福祉政策に関しても同様であり、1900年(明治33年)の精神病者監護法の制定以来、大きく変化を遂げてきたというべきだろう。なかでも現在の精神保健福祉法のもとになっている精神衛生法が制定された1950年から見て、この60年間の政策変化は著しい。この間の政策変化は国民の精神障害と精神障害者に対する考えの変化と無関係ではない。
さらにいうならば、わが国の精神保健福祉政策はすでに精神障害者に関わる支援政策にとどまらず国民の精神健康の保持および増進に向かいつつある。その一つの切り口が自殺防止であり、また引きこもりに関わる政策展開であろう。これからの精神保健福祉の発展を願う意味ではこれまでの精神障害者支援に係る政策の変遷をたどりながら、どの時点でなぜ精神障害者支援を離れた精神保健福祉政策が立てられるようになったかという視点からの政策の変遷をたどることも重要ではないかと思っている。第22回学術大会を「精神保健福祉行政の温故知新を求める」会と考えたい。(吉川武彦)
目 次
総合司会: 小林暉佳(青梅成木台病院 院長・理事長、常任理事)
小峯和茂(小峯研究所 所長、理事)
* 開会のごあいさつ: 松下 昌雄 (理事長) 10:00~10:05
第Ⅰ部 会長講演および基調講演 10:05~12:00
1. 会長講演 (55分) 10:05~11:00
座 長: 松下 昌雄(帝京大学客員教授、理事長)
テーマ: 「わが国の精神保健福祉政策課題の変遷」
演 者: 吉川 武彦(清泉女学院大学 学長、理事)
2.基調講演(30分) 11:00~11:30
演題:「精神医療保健福祉政策への提言」について
演者 :鈴木 二郎(山王精神医学心理学研究所 鈴泉クリニック 所長、副理事長)
〈評議員会〉(45分)―5号館4F特別講堂 11:30~12:15
―評議員には昼食を用意します―
―< 昼休み 30分 >― 12:15~13:15
〈総 会〉(45分)―5号館4F講堂 13:15~14:30
第Ⅱ部 シンポジウム (2時間25分) 14:30~16:55
テーマ:「わが国の精神保健福祉政策課題の変遷をめぐって」
座 長:弘末 明良(元茨城県立友部病院院長、理事)
藤井 克徳( 兼コーディネーター)(きょうされん常務理事、常任理事)
シンボジスト (発表時間各20分)
1. 医 師:伊勢田 尭(代々木病院 精神科、理事)
2. 家族会:野村 忠良(東京都精神障害者家族会連合会 会長、理事)
3. 法律家:末道 康之(南山大学大学院法務研究科 教授)
4. 看護系:松澤 和正(千葉県立保健医療大学健康健科学看護学科 教授、常任理事)
5. マスコミ関連:生井 久美子(朝日新聞本社 記事審査室)
総合討論 (45分)
*閉会のことば 伊藤 ひろ子(宮城大学看護学部 教授、常任理事〉(5分) 16:55~17:00
<懇親会> 17:30~19:00
会 場:オークラ・カフェ&レストラン「メディコ」(医学部B棟16F)
TEL:03―5840-6905(直)
参加費:6,500 円、当事者および家族 3,000 円、学生:1,000 円
―当日受付でお申し込みください―
進行係:松澤 和正(千葉県立保健医療大学健康科学部看護学科 教授、常任理事)・石山 淳一(帝京大学客員准教授、常任理事)
開会のことば:松下 昌雄(理事長)
大会会長あいさつ:吉川 武彦(大会会長)
*祝 辞:来賓
*リレースピーチ:出席会員など
閉会の辞:鈴木 二郎(山王精神医学心理学研究所 鈴泉クリニック 院長、副理事長)
以上
日本精神保健福祉政策学会(JAMHP)
[学会事務局]: 明治大学駿河台校舎研究棟1201号(星野研究室)
TEL=FAX:03-3296-2307
[事務局支部(庶務関連)]:担当者:丸谷洋史
(石山庶務担当理事連絡先:FAX;03-5609-5470)
お願い:事務局及び事務局支部には専従職員がおりませんのでご連絡はFAXでお願いします。
◎日本精神神経学会専門医制度の更新ポイント(C群:4時間以上30点)が取得できます。
必要な方は、「精神科専門医認定試験合格証」を必ずご持参ください。
附:プログラムの一部細かい部分は修正されるかも知れません。
大会会長:吉川 武彦(清泉女学院大学 学長)
日 時:2013年2月2日(土) 午前10時~午後5時
会 場:東京医科歯科大学・5号館4F特別講堂
参加費:3000円、当事者ならびに家族は500円、学生:1,000円(資料代含む)
メインテーマ:“わが国の精神保健福祉政策課題の変遷”
[趣 旨]
わが国の精神保健福祉に関わる政策の歴史をたどれば、飛鳥時代の大宝律令に納められたとされる「医疾令」に遡ることができるというが、これ自体が残っていないのでつまびらかにはできない。しかしながら、すくなくとも京都の岩倉村の事蹟に見るように政策としてとはいえないまでも精神障害者処遇に関する歴史が刻まれてきている。
わが国の近代化に欧米諸国との関係で急速に変化してきたが、精神保健福祉政策に関しても同様であり、1900年(明治33年)の精神病者監護法の制定以来、大きく変化を遂げてきたというべきだろう。なかでも現在の精神保健福祉法のもとになっている精神衛生法が制定された1950年から見て、この60年間の政策変化は著しい。この間の政策変化は国民の精神障害と精神障害者に対する考えの変化と無関係ではない。
さらにいうならば、わが国の精神保健福祉政策はすでに精神障害者に関わる支援政策にとどまらず国民の精神健康の保持および増進に向かいつつある。その一つの切り口が自殺防止であり、また引きこもりに関わる政策展開であろう。これからの精神保健福祉の発展を願う意味ではこれまでの精神障害者支援に係る政策の変遷をたどりながら、どの時点でなぜ精神障害者支援を離れた精神保健福祉政策が立てられるようになったかという視点からの政策の変遷をたどることも重要ではないかと思っている。第22回学術大会を「精神保健福祉行政の温故知新を求める」会と考えたい。(吉川武彦)
目 次
総合司会: 小林暉佳(青梅成木台病院 院長・理事長、常任理事)
小峯和茂(小峯研究所 所長、理事)
* 開会のごあいさつ: 松下 昌雄 (理事長) 10:00~10:05
第Ⅰ部 会長講演および基調講演 10:05~12:00
1. 会長講演 (55分) 10:05~11:00
座 長: 松下 昌雄(帝京大学客員教授、理事長)
テーマ: 「わが国の精神保健福祉政策課題の変遷」
演 者: 吉川 武彦(清泉女学院大学 学長、理事)
2.基調講演(30分) 11:00~11:30
演題:「精神医療保健福祉政策への提言」について
演者 :鈴木 二郎(山王精神医学心理学研究所 鈴泉クリニック 所長、副理事長)
〈評議員会〉(45分)―5号館4F特別講堂 11:30~12:15
―評議員には昼食を用意します―
―< 昼休み 30分 >― 12:15~13:15
〈総 会〉(45分)―5号館4F講堂 13:15~14:30
第Ⅱ部 シンポジウム (2時間25分) 14:30~16:55
テーマ:「わが国の精神保健福祉政策課題の変遷をめぐって」
座 長:弘末 明良(元茨城県立友部病院院長、理事)
藤井 克徳( 兼コーディネーター)(きょうされん常務理事、常任理事)
シンボジスト (発表時間各20分)
1. 医 師:伊勢田 尭(代々木病院 精神科、理事)
2. 家族会:野村 忠良(東京都精神障害者家族会連合会 会長、理事)
3. 法律家:末道 康之(南山大学大学院法務研究科 教授)
4. 看護系:松澤 和正(千葉県立保健医療大学健康健科学看護学科 教授、常任理事)
5. マスコミ関連:生井 久美子(朝日新聞本社 記事審査室)
総合討論 (45分)
*閉会のことば 伊藤 ひろ子(宮城大学看護学部 教授、常任理事〉(5分) 16:55~17:00
<懇親会> 17:30~19:00
会 場:オークラ・カフェ&レストラン「メディコ」(医学部B棟16F)
TEL:03―5840-6905(直)
参加費:6,500 円、当事者および家族 3,000 円、学生:1,000 円
―当日受付でお申し込みください―
進行係:松澤 和正(千葉県立保健医療大学健康科学部看護学科 教授、常任理事)・石山 淳一(帝京大学客員准教授、常任理事)
開会のことば:松下 昌雄(理事長)
大会会長あいさつ:吉川 武彦(大会会長)
*祝 辞:来賓
*リレースピーチ:出席会員など
閉会の辞:鈴木 二郎(山王精神医学心理学研究所 鈴泉クリニック 院長、副理事長)
以上
日本精神保健福祉政策学会(JAMHP)
[学会事務局]: 明治大学駿河台校舎研究棟1201号(星野研究室)
TEL=FAX:03-3296-2307
[事務局支部(庶務関連)]:担当者:丸谷洋史
(石山庶務担当理事連絡先:FAX;03-5609-5470)
お願い:事務局及び事務局支部には専従職員がおりませんのでご連絡はFAXでお願いします。
◎日本精神神経学会専門医制度の更新ポイント(C群:4時間以上30点)が取得できます。
必要な方は、「精神科専門医認定試験合格証」を必ずご持参ください。
附:プログラムの一部細かい部分は修正されるかも知れません。